(著者:Shunya Ohira)
Citarum River, Indonesia
(写真の参照元:Reverend Billy)
チタルム川の色は頻繁に変わる。その原因となっているのが、近くにある織物工場で、そこから流れ出る染料などがそのまま、この川の色となって現れている。ここ数十年で何百もの工場がこの周辺につくられている。織物系の工場には、有名なところではギャップやバナナリパブリックも関係している。このような点から、私たちの生活とも、予想以上に関係した問題と言えるかもしれない。
Riachuelo Basin, Aegentina
(写真の参照元:The 25 Most Polluted Places)
リアチュエロ川の流域には約4000の工場、42のゴミの山、13のスラムが存在している。川の水には有毒化学物質の残余やメタンガスの泡が見られる。
Great Pacific Garbage Patch, The Pacific
(写真の参照元:Local Philosophy)
北太平洋にある海流の中にゴミが集まったもの。プラスチックや船の瓦礫などからできており、その大きさは正確にはわかっていないが、一つの島を形成するほどの大きさになっている。
Yamuna River, India
(写真の参照元:The telegraph)
デリーを流れるこの川はインドの中で、最も汚い川の一つとなっている。デリー市内からは1日に30億リットルもの下水が出る。しかし、水質浄化装置が一日に扱える量は約20リットルしかないので、全く浄化されない約10リットルの下水がそのまま流されている。
Gramacho Garden, Brazil
(写真の参照元:CNC World)
リオデジャネイロを象徴するキリスト像。その背後にあるグラマチョは1日に運び込まれるゴミの量では世界一。毎日7000トンのゴミがリオデジャネイロや周辺の町から運ばれる。
Smokey Mountain, Philipine
(写真の参照元:brentlewinphotography)
今では閉鎖されているが、40年間で貯まったゴミの量は約200万トン。ゴミを拾い生計を立てるスカベンジャーは未だにこの場所から離れてはいない。可燃性物質からの発火が原因で多くの人の命が奪われている。
※私が実際にスモーキー・マウンテンを訪れた時の記事はこちら:
Fresh Kills Landfill, U.S.A
(写真の参照元:The epoch times)
1947年に一時的なゴミの集積場所としてつくられたが、徐々に巨大化し、20世紀の後半にはニューヨークで最も大きなものとなった。その後には、さらに世界一の大きさまで達したこともある。
source:
◎Polluting Paradise-Greenpeace-
◎The dirtiest River-World Crunch-
◎Troubled Waters-The Argentina Independent-
◎Great Pacigic Garbage Patch-Wikipedia-