トイレはどこですか?アフリカでこのフレーズは非常に重要な意味を持っている。ヨーロッパでは、大体トイレのマークがついていたりして、大方の場所を特定することができる。しかしアフリカでは目印をなるものが全くないので、人に聞くしかない。そして、そこにトイレットペーパーが無いことなど日常茶飯事。芯を抜いておけば全くかさばらず、鼻をかむときにも使える。
おい、そこのお前、パスポートを見せなさい。警察官の格好をした男にこう言われたら、パスポートを見せるしかない。とはいっても、この男が本当に警察なのかは定かではない。そんなときにパスポートのコピーだ。アフリカでは場所によっては偽の警察官がパスポートを奪い、それを売って金を稼ぐという事件が発生している。
消毒液と言っても怪我をしたとき用のものではない。食事用だ。手のひらサイズの容器に入ったとろみのある液体が市販されている。食事の前に少し手に出して、こするようにするとよいだろう。
人間が生きる上で欠かせないもの、それが水。日本以外では、蛇口からそのまま水が飲めるような国はなかなかない。アフリカの国々では、蛇口の水で歯を磨くのも少し不安。そんな時は、口内洗浄液。最初は普通に蛇口(蛇口のような水道が無い場合は、貯めておいた水)からの水で歯を磨いて、最後に洗浄液でうがいをする。これで、衛生面は安心だ。
日本人は皆がお金持ち。私たちが聞いたら、そんなことはないと全力で否定したいところだ。しかし、状況は違って、アフリカでは、日本人=お金持ちというイメージは少なからず残っている。これは、どれだけ貧相な服装をしていても変わらない。通りを歩いていてそんなお金持ちと思しき人は、当然狙われる可能性が高まる。バックパックに付けたり、ゲストハウスのロッカーに使ったり、必須アイテムだ。