【まとめ】「南米を旅する前に絶対に知っておきたい2つの常識」

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広場

<英語が驚く程通じない>

南米で多く話される言語とはなんでしょうか?そうスペイン語。では、普通に旅をしていて英語は通じるでしょうか?ほとんどの場合がNO。

 

実際、立派な観光地であるウユニ塩湖のツアーに参加したとき、ドライバーがスペイン語しか話さなかった。

 

もし、あなたが、日本人向けやヨーロッパの人向けに組まれたツアーに参加して、それだけで全行程を済ますのであれば、日本語、もしくは英語だけで全く問題ないだろう。しかし、自分でバスに乗ったり、街を歩いたりするのであれば、必ずスペイン語は話せたほうがいい。そこまで難しい表現は知らなくていい。ただ、道を聞いたり、数字や食べ物・ホテル関係で使う表現は話せるようにしておこう。

 

勉強の手段としては、次のようなものがある。

  • 旅の会話帳
  • iPhoneアプリで会話表現集
  • コンパクトな辞書
  • ネットで調べたものをまとめて持って行く

会話帳は市販の500円〜800円程度のものを買って行けばかなり役に立つ。iPhoneはより荷物がかさばらなくて便利だが、安宿に泊まりながら旅を続ける人にとっては、充電は保証されたことではないので、そこも考慮しなければならない。コンパクトな辞書はある程度文法を勉強した人におススメ。型を理解していると、その中の単語の組み合わせを変えることで、基本的な会話は大体応用が効く。ネットで簡単な表現を調べて、それをワードなどに貼付けて、小さく印刷。それを持って行くとちょっとしたときに見て勉強にもなるし、非常におススメ。また、自分が行く場所で話題になりそうな単語を予め調べて用意しておくと、現地での会話の幅が広がるかもしれない。例えば、アマゾンにいってナマケモノを見たいならば、「ナマケモノ スペイン語」もしくは、一度、英語に変換して、「Sloth in Spanish」などと検索するとよいだろう。

<物価が安い>

旅人にとって、一番考えなければならないこと。それは財布の中身。お金との戦いであり、時には、ちょっと高価で美味しそうなものを目の前にした場合など、自分との戦いでもある。

 

その点に関しては心配ご無用。なにしろ物価が安い(チリは除く。チリの物価はヨーロッパ並みと言っても過言ではない。豊かな海岸線の領土を武器に相当な発展を遂げている国だ。)二カ国間を移動するような旅路でも、(距離や会社・等級によるが)2千円や3千円相当のお金で移動することができる。宿にしても軒並み安い。私が旅したときの実感としては2013年3月で、800円〜900円前後で一泊可能。これだけ安くても十分な生活感はあった。(ヨーロッパのホテルのような清潔さを求めるなら、値段は跳ね上がるが。)

 

食事も安い。南米一概に言ってしまうのは非常に雑ではあるが、路上ではよく、ご飯+肉(もしくは魚)・サラダ・ポテトの類いは見かける。そのような場所で食べれば、一食100円前後、もしくはそれ以下で食べられるのが相場だろう。味も美味しいし、衛生面もまったく問題ない、というのは私の個人的な見解。

観光地。この言葉の響きは、あなたにとってそのようなものだろうか?ある人は、とってもわくわくして楽しい場所を想像する。またある人は、本来の人々の生活が近代化によって失われている状態だ、と言うかもしれない。

 

私は、敢えて言う。南米にはどちらも当てはまる。歩き回ったり、旅したり、危険をあまり気にする必要がない場所もある。そして、それが逆に、南米の持つワイルドな部分を損ねてしまっているような気がして、残念に感じることにも多々ある。

 

よりわかりやすく言うなら、ヨーロッパよりもスリリングな機会が街に転がっているが、アフリカの西や中央のような、異文化感はすこしづつ失われている。

 

最初は、有名な場所、例えば、マチュピチュやウユニ塩湖などを見る。慣れて来たら、もう少し奥の地域に入って行くという具合にやると、「観光地」⇒「リアルな人々の生活」というシフトを楽しむことができるかもしれない。

 

ただ、いかに観光地化したからといって、それは安全という意味ではない。外国からたくさんの人が入ってくると、その人をおお客としてビジネスを始める人が増えてくる。その中には、犯罪という手段で、お金を手に入れようとする人もいる。南米を旅する際には、十分気を常に気を引き締めて欲しい。

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