マフィアと話すことってあまりないです。そんなに、機会ないですよね。
こないだせっかく話すことができたので、彼の語ったことを書き留めておきたいと思います。
先日、ちょうど2人組のギャングに襲われた。その模様は、旅をしていて、「こりゃーあぶないのう」と思った5つの瞬間という記事に書きました。その時に自称マフィアと話したんですが、彼が言うには、マフィアはむやみに暴力を行使しない。おぉー、ちょっとかっこいいって思いますね。
こちらがその時出会った青年。マフィアだと言われれば、そんな気もするような、しないような。目とか。
前に、私を襲ったのは、ギャングで、彼らは小規模な集団。組織的とはほど遠いらしいです。その場その場でターゲットを探して、力づくでものを奪うタイプ。
それに対して、マフィアはビジネスに専念することで、表の世界とうまくやっていく。精密に組織された集団だけに、それを機能させるために、試行錯誤しているようです。涙ぐましいですね。なんだか、社会のルールの中でうまく自分たちの居場所を探しているようで、親近感が湧いてきませんか?
彼は、道ばたでDVDを売ってました。よくあるコピー商品でしょうかね。買ってないので何とも言えませんが、見た限りではそんな雰囲気が漂っていました。
それにしても、彼の雰囲気がなんだか、よくいる物売りとは違っていたような。日本人と見るなりもの凄い勢いで商品を売ろうとしたり、同情を得るための話をする人はたくさんいます。しかし、彼は何か違っていて、非常にどっしりと構えてました。
次、シエラレオネのフリータウンを訪れる際には、もっとゆっくり話してみたいものです。