◎この記事は3分ほどで読めちゃいます。
◎この記事は2012年5月の体験に基づいています。
上の写真。何をしているところかわかりますか?これ、実は、漁師が捕獲して来た魚をその場で即売する市場なんです。面白いですね。相当新鮮な魚が食べられそうです。
私なんかは、どこか、近くの地域と貿易でもしてるのかと思いましたけど。全然違いますね。そもそも、それにしては、船が小さすぎる。
それはそうとして、本題はここからです。
人の集まるところに、ゴミあり。
ただ、散らかってるだけだったら、部外者がとやかく言う権利はありませんね。例えば、部屋が散らかっていたって、それはその人の責任です。
しかし、先ほどの写真をよく見て下さい。
落ちているものは、ほとんど、全てといってもいいほどに違う地域から入って来たゴミです。手前、右下にあるのは香取線香の箱です。ペットボトルもたくさんありますね。汚れの着き方を見ると、長年かけて溜まっていることがよくわかります。
シエラレオネで生産されたものもたくさんあります。そして、それをどう使うかが本人次第だと言われればその通りです。
とは言っても、ヨーロッパであったり、日本などが誠心誠意つくりあげた製品や、受け継いで来た技術。それが、このようなかたちで帰結するのは、悲しいことです。
「正しい使用方法」を伝えることも作り手の責任だと思いませんか?
製品は売って終わりではないのです。
さらに、写真をよく見て下さい。
写真のまん中にある泥の川。その中に豚がいるんです。その豚は、そこら辺にあるものを食べていました。その豚を今度は人間が食べるのでしょう。
先延ばしにしてはいけない問題ですね。