著者:Shunya Ohira(Google+)
このピンク色が自然界に存在するのか?これが率直な感想です。
上にある写真をWORLD FOR TRAVELというサイトで発見し、あまりにも気になったので調べてみました。
安心して下さい。奥さん、しっかり見つけましたよ。
これの正式名称はレトバ湖で、ラック・ローズとも呼ばれています。
なぜこんな色をしているのか?誰かが意図的に?いえいえ違います。この色の正体は、ここに生息している藻なんです。ドナリエラという藻の一種が、ここに住んでいて、その細胞内にカロテノイドという成分を持っています。それが、この色をつくっている訳です。このカロテノイド、実はアンチエイジングの効果が注目されており、化粧品などに使用されています。美容の湖ですね。また、がんの抑制効果もあるとのこと。
恐るべし、ピンクの湖。
このドナリエラは、塩分濃度の高い場所に生息しています。実際、このレトバ湖の塩分濃度は海水の10倍。塩の産地でもあります。ドナリエラが繁殖しやすい環境が整っているということですね。このドナリエラ、レトバ湖以外にも、死海やオーストラリアのピンクレイクにも生息しているようです。
気になる、この湖の場所ですが、アフリカのセネガルです。この国の首都ダカール中心部より少し北に行ったところにあります。
source:Lake Retba-Wikipedia-, ドナリエラ-Wikipedia-, 22Words