【おすすめスポット】「“偏った報道の歴史”と“世界中の石”を持つ新聞社、トリビューン・タワー」(アメリカ)

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トリビューン・タワー

<外国人は嫌い>

アメリカ、シカゴにあるトリビューン・タワーシカゴ・トリビューンという新聞社の所有するタワーです。シカゴ・トリビューンは1847年に当時台頭してきたノウ・ナッシング(Know Nothing)と呼ばれる外国人排斥運動の新聞として創刊されました。 その当時は、定住している外国人やカトリック教徒に対しても批判的な姿勢をとり、外国人への恐怖に関する記事が紙面の多くを占めました。

<イギリスとフランスも嫌い>

1935年、保守派の立場のロバート・R・マコーミック大佐が編集長を務めた時代のこの新聞は、孤立主義の色が強く、政治面や社会面では偏った報道を行なっており、「アメリカ人のためのアメリカの新聞」を自称していました。また、アメリカ民主党とニューディール政策を強く非難し、イギリスとフランスをはっきりと軽蔑しており、 ジョセフ・マッカーシー上院議員と蒋介石を非常に好意的に紹介しています。しかし、このような偏重報道によって信頼できない新聞という評価も受けています。

<世界中からの石>

このトリビューン・タワーの壁面には、世界中のあらゆる場所から集められた石の破片が埋め込まれています。中には、ホワイトハウスパリの凱旋門のかけらもあります。以下の写真はほんの一部です。

ノートルダム大聖堂ーパリー
ノートルダム大聖堂ーパリー
ギザのピラミッドーエジプトー
ギザのピラミッドーエジプトー
大阪城ー大阪ー
大阪城ー大阪ー
オペラハウスーシドニーー
オペラハウスーシドニーー
凱旋門ーパリー
凱旋門ーパリー
ホワイトハウスーワシントンD.C.ー
ホワイトハウスーワシントンD.C.ー ※1950年の再建時に内壁から取り外されたもの
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