著者:Shunya Ohira(Google+)
ダナキル砂漠はアフリカのエチオピア北東部からエリトリア南部に広がる砂漠で、アファル人の居住地です。
この砂漠では岩塩の生産が盛んで、彼らアファル人が手作業で採掘した塩を、ラクダが運ぶ姿は珍しい光景ではありません。
その他、サバンナや半砂漠地帯に生息し、家畜用を除けばウマ科最小種のロバであるアフリカノロバの生息地としても知られています。
この場所は異常な暑さと住み心地の悪さで有名です。
地中にあるプレートの変動が原因で、一番低いところでは海抜マイナス100メートルという地形をしています。また、多くの火山が存在していることでも知られており、ナショナルジオグラフィックによって、「地球上で最も過酷な場所」という称号を与えられています。
さらに、イギリスのニュース番組BBCによるドキュメンタリー映画でも、この砂漠が取り扱われています。