【ポンと出て来る】「アイデアは、絞り出さないようにしています。」

◎この記事は4分ほどで読めちゃいます。

アイデアは机の上で生まれない

アイデアはいつやってくるか

「アイデアが降って来た」という表現をする事がありますよね。すーっと頭の中にアイデアが湧く状態。これって、すごいアイデアの本質を捉えているような気がしています。皆さんもそう思うこと、ありませんか?例えば、机に何時間も座って考えても、何もいいアイデアが浮かばない。だけど、全然どうでもいいタイミングで、偶然にアイデアが降って来る。

偶然を見逃さない

「偶然にアイデアが降って来る」という言い方をしました。しかし、私が思うにこれは偶然ではありません。その時その時の経験や環境や精神状態を反映した、ある意味、必然的な出来事のような気がしています。肝心なのは、いつやってくるのか本人には予期し得ないアイデアを、決して見逃さないことです。

記録して留める

ふとしたタイミングでやってくるアイデアは、記憶しようとしない方が懸命です。人間の脳の記憶容量には限界があります。特に短期的に、ちょっと覚えておこう、という意思で覚えるような記憶は、頭のどこか隅の方に追いやられてしまいます。とにかくメモです。

アイデアさんと同じライフスタイル

アイデアが仮に生き物だとします。彼らは、私たちが本気で思考している時にはやってきません。力を抜いて、リラックスしていたり、他のことに没頭している時にふらっとやってきます。それなら、彼らとライフスタイルを合わせた方が無難ですよね。日常の中で出て来たアイデアをどこかにメモしておく。机の上では、それについて、ネットでの調査や文献での勉強を行う。とっても効率のいい生き方になるんじゃないでしょうか。

インタビューでよく言われること

インタビューやテレビの取材を受ける人がよく言う事が、非常に気になります。例えば、「あの時に、知恵を絞ったおかげで成功しました」のような発言。成功の要因を聞かれたら、誰だってかっこいい事を言ってみたくなるものです。これは、私の勝手な推測にすぎませんが、そのような発言をしている人の8割や9割は、現実にあったことをキレイに言い換えているはずです。実際には、テレビを見ていてヒントを得たとか、通勤途中の電車の中で、隣の人の話が偶然、耳に入って来てアイデアになったとか。この「偶然」が思わぬ大成功やヒット商品を生んでいるような気がしてならないのです。そして、このアイデアを行動に移していく過程で、どれだけ努力をするのかで、更なる違いが出て来るということでしょうか。

関連記事
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
最新記事