日本人にとって、英語の発音は難し過ぎる。
これは、しょうがない。
この事実を受け止めた上で、
改めて、どの単語を集中的に練習すればいいのか。
8つの発音しづらい英単語を見てみよう!
LEVEL: ★★☆☆☆
最初の単語は、冷蔵庫。日本語で書くと、「リフリッジュレイタァ」だろうか、余計にわかりづらい。『ちょっと、冷蔵庫からビール取って。』などというフレーズは、(ビールに限らず)必ず言えるようにしておきたい。素早くビールが飲めるかどうかが、かかっている。しかし、Refrigeratorは発音しづらい。もう、fridge(冷蔵庫の口語:フリッジ)だけで生涯貫きたいところ。
LEVEL: ★★☆☆☆
この単語「Entrepreneur」(起業家、事業家)は、発音もしにくいが、スペルも訳が分からなくなる。フランス語(「請負人」という意味)から来ているので、わかりずらくなっているのだろう。世界中に起業家を増やすためには、まず、この単語を簡単にするところから始めたい。そうすれば、だいぶ自己紹介の時の緊張が和らぐだろう。
LEVEL: ★★★★☆
「Third」(3つ目、三番目の)は、とにかくよく使う単語なのに、発音がしづらい、困ったものだ。これを日本語で表記するのは、かなり難しい。「サード」と「タード」の間だろうか。アフリカの多くの地域では、「タード」で通じるので、私は、それに甘んじている。本当は、3回目と言いたいのに、発音の関係で、2回目と答えることもあったり、なかったり。
LEVEL: ★★★☆☆
Mirror(鏡)は「r」の発音がキレイに出来るかが、試される単語だ。日本人が最も苦手としている発音の一つであることは間違いない。さらに、日本では、「ミラー」という和製英語が定着してしまっているので、余計に、正確な発音の妨げになっている。「r」の発音がいいと英語が少しだけ、ネイティブのように聞こえるのは、事実なので、それをモチベーションに、頑張りたいところ。
LEVEL: ★★★☆☆
Bath(入浴)も、日本人にとっては、非常に発音が難しい。「下を上の歯につけてする発音、th」は日本にない発音なので、練習が必要だ。とにかく日本語の「ス」では無いので、意識して、発音したいところ。最初は、「バフ」と言ってしまっても許してあげよう、という世界の人々の寛容さが求められる。
LEVEL: ★★★★★
sixth(6つ目の、六番目の)は、これまた、よく使うのに、とんでもなく発音しづらい。sixの発音でも、文脈で通じてしまうから、そのまま、曖昧な発音で許されてしまうのだろう。例の如く、「th」が出てきたが、さきほどよりもさらに難しい。下のビデオの5分57秒で解説されているが、「s」のあとに「th」を発音する。つまり、「ス」→「(舌を上の歯にあてて)ス」だ。なんという難しさ。発音中に舌を噛んで死ぬのだけは避けたい。
LEVEL: ★★☆☆☆
Clothes(「衣類、服」の複数形)の発音も、日本人を悩ませてくれる。まず、単数系のclothの発音が「クロース(最後の「ス」は舌を歯の上に)」なので、それに「es」ががついたら、「クロースィーズ」になりそうなのに、そうははならない。この時点で、日本人に嫌われている。さらに、「クロー」が「クロウ」に変化する。最終的には、「クロウズ」となる。ここまでわかれば、他よりも発音はしやすいかもしれない。
LEVEL: ★★★★☆
rural(田舎の)をキレイに発音できる人は、かなり英語に慣れ親しんでいると言えるだろう。「ルーラル」と発音してしまっては、もはやそれは、日本語だ。日本語でもない。ruralを発音する際のポイントを、大分おおげさに言えば、「うーあう」に近い。「うーあう」を何回も言って、それを徐々に「ルーラル」に近づけていく。それに到達する直前が、きっと正しい発音だ。くれぐれも公共の場で、連呼はしないでほしい。
LEVEL: ★★★★★
Toshima-en(としまえん)は東京都練馬区にある、アトラクション、プール、アイススケートなどが揃ったテーマパークだ。よって、英語ではない。 先日、知り合いのアメリカ人が「としまえん」の発音に苦戦していたことを思い出した。彼は、「としまえん」のことを「トッシュメン」と言っていた。何かのキャラクターで存在していそうな名前だ。という訳で、これは間違いなく、アメリカ人にとって、LEVEL5の単語だろう!
英語の発音を鍛えたい方へ