かの有名なボジョレー・ヌーボー。
名前を聞いたことはあるが、
実際、どのようなワインなのか、ご存知だろうか?
解禁日になる前に、最低限のポイントを抑え、
思う存分、知ったかぶりをしてみよう。
ボジョレー・ヌーボーに使われているぶどうは、ガメという品種のみに限定されている。
アメリカのカリフォルニア州で、“ガメ・ボジョレー(Gamay Beaujolais)”というラベルとともに販売されているワインもあるが、これはフランス、ボジョレー地区のワインとは品種も違う、全くの別物である。
ボジョレーの地区には、ボジョレー・ワインを生産する村(正確には、村よりも小さなCru-クリュ-という単位)はいくつもあるが、その中でも“ボジョレー・ヌーボー”を名乗れる場所は限られている。
source: what are the 10 crus?, a guide to 10 crus
ボジョレー・ヌーボーは、ぶどうを潰す前に、二酸化炭素によって発酵させるという、地域特有の製法(carbonic maceration)によってつくられているため、口当たりがよく、フルーティーに仕上がる。
ボジョレー・ヌーボーは、なるべく早めに飲むことが推奨されている。具体的な期間でいうと、解禁された翌年の5月までが目安となっている。
ただし、例外的に、特に質の高かった年(2000年)のものは、通常よりも長く楽しむことが出来たとのこと。
ボジョレーの地区は、美食の町としても知られており、数々の有名レストランが点在している。その中でも、人気なPaul Bocuse Restaurantは、中心部から数分のところに位置している。このような店では、もちろん、ボジョレー・ヌーボーが提供されている。ボジョレーで、美味しい料理に舌鼓をうちながら、ボジョレー・ヌーボーを頂く。まさに、最高の贅沢。
実物を確認したい方へ
source: into wine